光回線の申込をしてから、実際に工事をして開通するまでの期間は平均45日、つまり1か月半ぐらいと言われてます。
でも、あくまで何の問題もなく滞りなく手続きや工事が進んだ場合の日数なので、問題があった場合には3か月から6か月、場合によっては1年近くかかる場合もあります。
もちろん、開通できない場合もありますが
そこで、このページでは光回線の申込のタイミング
申し込んだ後に開通までに大幅に日数がかかると言われた場合の対処方法などを解説していきます。
光回線サービスの申込タイミング
光回線サービスを開通させるためには工事が必要になりますが、この工事には大きく分けて2種類あります。
- 宅内の工事
- 外の工事
宅内工事は家の中に光ファイバーを入れ込んで、ONUやホームゲートウェイといった、インターネットにつなぐための終端装置を設置接続して、家の中でインターネットが利用できる環境を作る工事です。
外の工事は、電柱に張り巡らされている光ファイバーから1本分岐して、家まで引っ張ってくる工事です。
ということで、申し込みから開通までの期間が大幅に遅れる要因となるのが、この「外の工事」にあります。
元々電柱に張り巡らされている光ファイバーの中から1本を分岐するわけですが、そもそも分岐できる光ファイバーが無かった場合には、それようの設備を設置したりする訳ですが、これに時間がかかるのです。
簡単に解説しますと
電柱には光ファイバーが束になった太いケーブルが張ってありまして、要所要所にHUBのような装置で「クロージャー」という箱型の物体がぶら下がってます。
このクロージャーの空いているポート(光ファイバーが刺さるコネクタのようなもの)に1本光ファイバーを刺して、家まで引っ張ってくるという工事になるわけですが、そもそもポートの空きがなければ接続しようにもできません。
ということで、設備の増設工事等が必要になるわけですが、設計やら役所への申請やら電柱所有者への申請やらで、半年以上かかることがあるそうです。
そうなると、あとは準備が整うまで待ち続けるしかありません。
実際のところ、こういった増設工事等で数か月待つことになるのかの判断は、全てでは無いようですが、大概の光回線サービスの会社では、申込手続きが進む段階で実際に開通できる時期の目途が、申込から2~3週間程度で判明するようなので、そこで申込手続きを継続するかキャンセルするかを判断しなくてはなりません。
ということで、
申し込みのタイミングは、遅くても開通希望日の2ケ月ぐらい前にはしておく、というのが良さそうです。
ただし
工事の時期が引っ越しシーズンに被りそうな場合は、そもそも工事の予約が埋まっていて希望日に開通できなくなる可能性が高くなるので、3か月前には申し込みをした方が良さそうです。
開通までに数か月かかると分かった時にすること
ひたすら待てるなら、そうするのも有りだと思いますが、引っ越し入居などで待てない場合もありますよね。
この場合は保険を掛ける意味で、複数の光回線サービスに申し込みしておき、希望日近辺で開通できる会社で進めていくという方法もあります。
あくまで、開通希望日を後ろにずらす事ができないほどひっ迫している時の裏技的な方法なので乱用はご法度です。
それぞれの光回線サービスと上手に連携していかないと、ブッキングすることもあるので、ここは自己責任ということになりますので、重ねて書きますがひっ迫していているときの最終手段ですので、注意しましょう。
今、この記事を読んでいる人の中には、1社しか申し込んでいなくて結果を今聞いた、という方もいると思いますが、その場合は急いで他の会社に申込しましょう。
愛知県三河地区でサービス提供している光回線サービスは大きく分けて3つ。
- 光コラボ
- コミュファ光
- CATV
それぞれが、全く独立した設備を所有しているので、それぞれで開通時期に差が出ることがあります。
コミュファ光もCATVもNTT西日本の光ファイバーを間借りしてサービス提供していると思ってませんか?
3つとも独立して光ファイバーケーブルを電柱に張っているんです。
ですので、場所によっては張ってある光ファイバーが3段張ってあるところと、2段しかないところ、場合によっては1段しか無いというところもあるわけです。
NTT西日本やコミュファ光などは、公式サイトに提供エリアが検索できるページがあるので、そこで検索した結果を参考に事前に決めるのも良いですが、情報は随時変わるので申し込んでみないと最終結果は判断できない事もありますから、まずは申込してみましょう。